2017年08月24日

はじめに

 もう、十数年前になりますが、「穂国幻史考」というタイトルのホームページを開設しました。
 当初は、「東三河の伝承から日本史の再構築を試みる」とのサイト指針の下、種々の情報を発信しておりました。

 ホームページを開設した数年後には、「インターネットの普及で本当に便利になったか」というタイトルでブログも開設しました。

 上記のように、当初は種々の情報を発信していたホームページですが、2007年2月19日、『穂国幻史考』のタイトルで書籍を発行して以降は、ホームページは書籍の購入方法などに特化し、ブログも間もなく閉鎖しました。

 今回のブログの開設は、前回の閉鎖から十年以上経ってということになります。

 ホームページ開設当初の話に戻りますが、私は拙考の一部だけを拾い読みされるのが嫌で、全体を単頁に納め、いにしえの穂国、東三河の古代史を中心とした論考を掲載しておりました。それをプリントアウトすれば、A4判で数百ページにはなったでしょう。
 このときわかったのですが、単頁の最初の方に書いた用語は検索ロボットでヒットしますが、途中からはどれだけ頻繁に使用している語でも、ヒットしないということです。
 およそ一万字ぐらいが、検索ロボットの限界ということでしょう。
 ブログが出現した当初の文字数制限も大体これ位でした。検索ロボットに合わせた文字数制限だったのではないでしょうか。
 現在も文字数制限が増えたということはありませんし、ツイッターなどはもっと文字数は少ないですから、インターネットによる情報発信には一万字以下のものが適しているということになるのではないかと思います。

 私がホームページ開設当初や「インターネットの普及で本当に便利になったか」のタイトルでブログも開設したころは、設定時の分野の分類に「学術」、「日本史」などの学術分野の事項が並んでいました。
 しかし現在は、今回のこのどすごいブログもそうですが、「記事テーマ」の分類には、「イベント情報」、「東三河のおいしいお店」などライトな分野のみが並んでおり、学術、歴史といった記事テーマはありません。
 上記のように、以前「インターネットの普及で本当に便利になったか」のタイトルでブログを運営していたこともあり、どういったモノがインターネットでの情報発信に適しており、逆にどういったモノは適していないかは、ある程度理解できたつもりでおります。

 現在、私のホームページ「穂国幻史考」(http://www.joy.hi-ho.ne.jp/atabis/)では、書籍にした『穂国幻史考』及びそのダイジェスト版『穂国幻史考の概要』の購入方法のほか、その続編ともいうべき『牛窪考(増補版)』(4分冊)、そのダイジェスト版の『牛窪考増補改訂版の概要』や、『著作権法逐条解説』という拙著の購入方法などを掲載しています。
 これらの書籍及び電子書籍の内容の紹介であれば、インターネットを介しての情報発信であっても、かろうじて「適している」に入るのではないかとの判断の下、このブログでその内容を紹介しましたが、現在は一部を除き削除しました。


タグ :穂国幻史考


Posted by 柴田晴廣 at 08:40│Comments(6)はじめに
この記事へのコメント
ブログ開設おめでとうございます。
Posted by イシヤ at 2017年08月24日 20:34
イシヤさん

 ありがとうございます。
 『牛窪考(増補版)』を読む際の一助になれば幸甚です。
Posted by 柴田晴廣柴田晴廣 at 2017年08月24日 21:40
 ご連絡ありがとうございました。ブログは小生自身、開設しておりませんので頭が下がります。引き続き、楽しく読ませていただきます。宜しくお願い申し上げ増す。
Posted by 安達恭史 at 2017年08月25日 01:07
安達恭史さま

 コメントありがとうございます。
 『牛窪考(増補版)』の楽しく読める手助けになればと思っております。
Posted by 柴田晴廣柴田晴廣 at 2017年08月25日 05:44
柴田様
 
 遅ればせながら、祝ブログ開設の書き込みさせていただきます。
「牛窪考」「穂国幻視考」の世界を、なお一層身近に感じられるようになりました。
非常に楽しく拝読いたしております。
今後とも、よろしくお願いいたします。
Posted by F.Kawa at 2017年09月07日 15:52
F.Kawaさん
 私が書いた拙い『牛窪考(増補版)』、『穂国幻史考』の理解の一助になれば幸甚です。
 こちらこそ、今後ともよろしくお願いします。
Posted by 柴田晴廣柴田晴廣 at 2017年09月07日 17:56
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。