2018年02月12日

五輪報道と大本営発表

 先週末から、テレビでは連日茶番劇が繰り広げられている。
 メダルラッシュだの、過去最高のメダル獲得だの煽りまくっている。
 戦後生まれの私は当然リアルタイムで知っているわけではないが、大本営発表もこんなもんだったのだろう。
 参謀会議で、入手した情報に基づいて机上演習を行うも、悪い結果が出ると、情報の方を修正して、望む結果が出るようにしたとさえいう。
 歴史修正主義の淵源のようなことをやっていたわけだ。
 言霊の国といえば、それまでだが、五輪報道でも「まさかの」とかいっているが、私には「まさかの」ではなく「想定通りの」に思える。
 最近改善されてきたが、ボクシング中継などひどいものだった。
 私のような素人が、採点しても、断然不利にしか見えないにもかかわらず、元ボクサーなどの専門家が「まだいけます。まだいけます」など絵空事をいっており、結果、私の予想通り、大差の判定負けなんていうことがほとんどであった。
 戦前の報道機関は、軍部への忖度もあっただろうが、テレビ局は五輪報道でどこに忖度しているのだろう。  


Posted by 柴田晴廣 at 08:16Comments(0)雑談

ロゴ

新規登録 | ログイン | ヘルプ
 [PR] 【みんなで投稿!】飲食店さん応援ブログ