2022年12月04日

『穂国幻史考』増補新版続編

 『穂国幻史考』増補新版続編に以下の事項を書き足そうと思っております。

崇神及び埀仁條の出雲の記述は丹波
 日下部氏と丹波
 出雲神寶獻上事件と狹穗彦王の亂
 野見宿禰と丹波
持統及び元明の父・天智の出自
『日本書紀』が記す天智
『神皇正統記』卷二應神條
國造本紀が記す穗國造
 風祭に見る菟上足尼
 上陸地・柏木の濱
砥鹿神社社家戸賀里氏
 戸賀里氏と碧海郡渡刈邑
 "tukari"を冠する神社
蘇我大王家と繼體
 母系で繋がる繼體と蘇我大王家
 繼體と凡牟都和希王
多神教と神道
 多神教とは眞逆の排佛派
 排佛派の思想を受け繼ぐ國學
 宣長と篤胤
祭禮が内包する多樣な寛容性
 風流と異國の風物
 異國の言語と親和性の高い膠着語
 法會と祭禮
新羅堂崩れ
 湖北五山の大福寺
 東三河に輿えた影響

 全体の目次は以下のようになります。
 頁数388P、文字数213,358字

  穂国幻史考(増補新版続編) 〈目次〉

はしがき 8
風土記撰上と佳字二字令 29
 佳字二字令により消された地名 30
  『風土記』に收録された地名由來譚 32
日本書紀の暦日とその著述年代 35
 日本書紀の編纂は、いつ開始されたか 36
 日本書紀に用いられる暦法 43
 倭臭の違いから分類した日本書紀の各卷 46
皇大神宮の創建と持統三河行幸 53
 アマテラスの變容 54
 祀られる神アマテラスと倭姫巡幸 61
 持統三河行幸を萬葉集から考察する 62
崇神及び埀仁條の出雲の記述は丹波 73
 日下部氏と丹波 74
 出雲神寶獻上事件と狹穗彦王の亂 80
 野見宿禰と丹波 86
天皇の棄姓とその弊害 97
  『隋書』が記す倭王の姓 98
 易姓革命を回避するための棄姓とその弊害 101
持統及び元明の父・天智の出自 105
  『日本書紀』が記す天智 106
  『神皇正統記』卷二應神條 109
國造本紀が記す穗國造 111
 風祭に見る菟上足尼 112
 上陸地・柏木の濱 115
砥鹿神社社家戸賀里氏 117
 戸賀里氏と碧海郡渡刈邑 118
 "tukari"を冠する神社 119
蘇我大王家と繼體 125
 母系で繋がる繼體と蘇我大王家 126
 繼體と凡牟都和希王 128
多神教と神道 133
 多神教とは眞逆の排佛派 134
 排佛派の思想を受け繼ぐ國學 136
 宣長と篤胤 138
御靈信仰と靖國 141
 靖國の起源は招魂祭 142
 靖國は怨靈を鎭魂する宗教施設 144
日本人という曖昧な概念 153
 血統主義と出生地主義 154
 明治六年の時點で、明治政府の權力が及ぶ範圍にいたか否か 156
 国籍法との乖離 158
西寶の七福神踊 161
 なぜ辯才天の代わりに白狐か 162
 毘沙門天あるいは壽老人を缺く理由 166
祭禮が内包する多樣な寛容性 169
 風流と異國の風物 170
 異國の言語と親和性の高い膠着語 172
 法會と祭禮 175
山本勘助と牧野氏 179
  『武功雜記』の記述が勘助の實在を證明 180
  『牛窪密談記』における山本勘助の記述 184
 菅姓山本家系圖 186
 牧野氏の出自 193
大成經の僞作者・山鹿素行 201
 大成經彈壓事件と潮音道海 202
 高野本と山鹿素行 205
 大成經の系譜 217
菟足神社の風祭と諏訪の御頭祭 221
 風祭の供犧 222
 神幸に隨伴する獅子頭 229
新羅堂崩れ 247
 湖北五山の大福寺 248
 東三河に輿えた影響 254
祇園感神院とその祭神の本地 259
 東光寺と白山妙理權現 260
 祇園感神院と犬神人 261
 補陀落と東照大權現 268
專願寺の大施餓鬼 273
 專願寺の前身は專求庵 274
 施餓鬼とは 278
 葬頭姫を祭神とする三ツ相の水神社 279
 夏越祓と專願寺の大施餓鬼 287
伊豫橘氏と河童傳承 303
 橘公業と伊豫橘氏 304
 伊豫橘氏と龍神傳説 306
 海倉淵の椀貸傳説 306
人口に膾炙した露天商の認識を糺す 325
 博徒との違い 326
 商いという面からみた露天商 348
 無宿人の系譜 357
耶蘇教の傳來と女性の地位の變化 365
 夫婦別姓と母系制 366
 女丈夫の系譜 370
あとがき 376
主要参考文献 384

追記(2022.12.05 13:19)
 『穂国幻史考』増補新版続編の総頁数、文字数及び目次に頁番号を追加。


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Posted by 柴田晴廣 at 16:50│Comments(0)穂国幻史考
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