2023年06月19日

人生のカウントダウン

 本日、訪問資料に来てもらったが、思っていたような緩和ケアの選択はないようだ。
 はっきりいって、ここ数日、苦しい。
 ある種の生き地獄だ。
 この生き地獄を緩和できるケアはないようだ。
 こうなると、生き地獄を続けるより、死を選びたい。
 平均寿命よりだいぶ短いが、これはこれで自分らしい人生だったと思う。

追記(16:15)
 自分の葬儀をどう行うか、母の葬儀をどう行ってもおらうか、残された時間にやっておかなくてはいけない事項はある。
 歩行が困難になった今、銀行に現金の曳きおろしを行くのも難儀だが、葬儀をどうおおこなうかとともに、お寺に先払いしえとこうと思う。
 明日は頑張って金融機関に行ってこよう。

追記(19;40)
 葬儀等の手配を終えたら、墓仕舞についても手配をしておかなければならない。
 むなしいものだ。

追記(6.20 11:17)
 昨日訪問リハビリでリンパマッサージをしていただきました。
 即効性はありませんが、リンパ滞留による浮腫に効果があるようです。
 1時間丁寧に施術していただき、下腹部の浮腫みも少し改善したようです。

追記(6.20 15:30)
 ついさっきまで一時間ほど、私自身と母の葬儀や戒名について打ち合わせをし、先にお布施を払っておいた。
 住職といっても、うちから百メートルと離れていないし、住職は私より二つ下ということもあり、尚くん、晴くんで互いを呼びあいいろいろと話をした。
 仏壇屋への位牌の手配等も尚くんがやってくれるそうだ。
 49日の法要の布施まで払った。これで一段落した。
 何度か書いていると思うが、母さち子の戒名は勇室幸明(こうみょう)大姉、私のお戒名は理證晴連居士。
 曹洞宗だが、鼓鉢三通はなしの僧侶二人を頼んだ。
 鼓鉢三通は、もともと野辺送りに行われたものであり、現代の葬儀では必要ないからだ。

追記(6.27)
 本日今後の緩和ケアの方針を決めるため、朝から豊川市民病院に行ってきた。
 緩和ケアに有効な措置はなく、まして在宅での緩和ケアは限界があるそうだ。
 結局輸血以外の措置はなく、痛み等が緩和されることはなかった。
 最期は自宅でということもあるが、在宅での緩和ケアは有効な措置はなく、明日から成田記念病院のホスピスに一定期間入院することに決めたb。
 以上のような状況から、そう長くはないと思います。
 読者の皆様感謝しております。
 またどこっかで。



Posted by 柴田晴廣 at 15:01│Comments(18)
この記事へのコメント
柴田晴廣 様

 マッサージが効くようで良かったです。苦痛が少しでも緩和してくれることを祈っております。諸事整えられて、ほんとうに頭が下がります。なかなかできることではないと思います。

 真宗高田派養樹寺のおっさまは、「ぽん」「ちん」「しゃん」と表現しておりました。母親の時に説明をうけましたが、別になくてもいいんですけど、とも言っておりました。結局は揃えてしまったのですが。

 そろそろ半夏生の季節。水無月の晦日は夏越の大祓。今週末、親類縁者の皆様の健康、疫病除け詣りをしようと思います。

安達恭史
Posted by 安達恭史 at 2023年06月21日 09:10
安達恭史さま

 お気遣いありがとうございます。
 ただ、リンパマッサージは即効性があるものではなく、持続性もあるわけではないため、泰澄がいい時期は、一瞬一瞬という感じです。
 一日の大半は、苦痛と格闘しております。
 そんな合間を見ての葬儀等の打ち合わせでした。
 安達君も牛久保の家を処分し、吐か兒舞もしたんですから立派なもんです。
 いずれにしても、今は生きる算段ではなくあの世への算段と、自分で言うのもなんですが、前向きな私が後ろ向きになっております。
Posted by 柴田晴廣柴田晴廣 at 2023年06月21日 12:42
柴田晴廣 様

 養樹寺の墓じまいは、ひょっとすると、実家に名義を残して嫁いだ母の姉(私の伯母)と話し合って決断したのかもしれません。いずれにしても、決断するまでに二十年はかかったと思います。
  
 実家を処分するにも、墓じまいするにもお金がかかるものです。実家の処分は、古い家財を産廃処分し、その面倒は小生がみました。養樹寺の墓じまいは、父と小生が立ち会って処分しました。供養の読経後、石工が工具で吊り下げてトラックで持ち去っていく光景も鮮明に覚えていますが、どちらも安堵と虚しさを感じたものです。

安達恭史
Posted by 安達恭史 at 2023年06月23日 11:16
安達恭史さま

 東勝寺も、墓参りに行くと、「あそこも更地になっている」と、墓仕舞をする家が増えています。
 重機で持ち去っていったとのことですが、その墓石の行き先
https://www2.ctv.co.jp/news/2019/04/12/47481/
Posted by 柴田晴廣柴田晴廣 at 2023年06月24日 08:39
柴田晴廣 様

 また変な話で恐縮ですが、うちの実家の墓じまいの際に、御魂抜きした墓石が石工によって持っていかれたわけですが、その後のことはわかっておりません。きっと研磨して再利用されることなく粉砕されて、土壌改質材などにされたのだろうと思っております。さて、本当のところ、どんな処分をされたのでしょうね。

安達恭史
Posted by 安達恭史 at 2023年06月24日 11:11
安達恭史さま

 安達君ところの墓石はこっちへ行ったということでしょうか。
https://office-ichirin.net/guide/hakanohaka
Posted by 柴田晴廣柴田晴廣 at 2023年06月24日 22:41
柴田晴廣 様

 墓石として価値の高い材質であれば、研磨して再利用も考えられますが、うちの場合は、高価な石材ではなかったと思いますから、粉砕されて処分されたのだろうと思います。心の整理ができれば気にしないのだろうと思います。

安達恭史
Posted by 安達恭史 at 2023年06月25日 11:42
柴田晴廣 様

 天気の良い日曜日ですので、久しぶりに町屋から南千住、東向島までウォーキングをしました。そろそろ夏越の大祓ですから、南千住の素盞雄神社の茅の輪くぐりをして、白髭橋の側にある石濱神社、東向島の白髭神社を詣でたわけですが、どちらの神社も茅の輪がありました。夏越の大祓をして形代を墨田川に流す神事が続いている様です。

安達恭史
Posted by 安達恭史 at 2023年06月25日 16:19
安達恭史さま

 たびたび言及している丹霞燒佛に通じる心境に達したということでしょうか。
https://note.com/kido_pyu/n/n2ec4ccad8da7
Posted by 柴田晴廣柴田晴廣 at 2023年06月25日 23:15
安達恭史さま

 拙著では、専願寺のオお施餓鬼の考察で夏越し大祓との関係に言及しました。
 神佛混合がわが国本来の祭祀形態であることを考えれば、法要と神事を分けて考えることはナンセンスです。
 ところがぢゃなぎ耐雷、民俗調査では、法要と神事を別個のものと敷いて考えているのが主流ですね。
Posted by 柴田晴廣柴田晴廣 at 2023年06月26日 05:05
柴田晴廣 様

 夏越の大祓を知らなかった頃は、神社に詣でることもありませんでした。茅の輪くぐりも知らなかったわけです。関心を持って神社に詣でてみると、近隣の神社で茅の輪くぐりをしているところが結構あります。茅の輪くぐりの唱え文句はそれぞれですね。

 神仏混合で思い浮かべたのは酉の市。浅草の鷲神社と酉の寺が隣接し、境内はつながっております。昔は同じだったそうですが、神仏分離で分かれたのでしょう。熊手もよく似ていますが、付いている御札が違います。ご利益に差があるわけでなし。知っていて参る人々、知らないで詣でる人々。神社と寺の入り口が異なることを大書しています。あとで知って文句を言う人がいたのかもしれません。

安達恭史


 
Posted by 安達恭史 at 2023年06月26日 07:37
安達恭史さま

 神社佛閣を分けて考えていたのでは自社の成り立ちは本当にはわかりません。
 インターネット上には、かなりの労力をかけて作成されたと推測される神社羅列サイトも存在しますが、まったく本地埀迹等の神佛混合からのアプローチはありません。
http://kamnavi.jp/index.htm
https://genbu.net/
 寺院が運営するサイトも数多ありますが、神祭りからのアプローチはありません。
Posted by 柴田晴廣柴田晴廣 at 2023年06月26日 08:17
柴田晴廣 様

 日曜日にウォーキングで石濱神社に立ち寄ったのですが、「神道墓地」というものがありました。神仏習合していたことを考えると、あってもおかしくありませんが、みたことがありませんでした。
 本地垂迹説から神仏混合していた歴史を説いたものは少ないかもしれませんね。

安達恭史
Posted by 安達恭史 at 2023年06月27日 09:03
安達恭史さま

 砥鹿神社近くには、草鹿砥家を始め、舊社家の墓地が点在しいます。
 草鹿砥家は、離檀前は妙嚴寺の寺域内に墓があったはずです。
 八幡八幡宮の北側にも、舊神職の大伴家の墓地があります。
Posted by 柴田晴廣柴田晴廣 at 2023年06月28日 01:36
柴田晴廣 様

 色々と教えていただきましてありがとうございます。
 
安達恭史
Posted by 安達恭史 at 2023年06月28日 08:33
柴田晴廣 様

 近況、お知らせくださいましてありがとうございました。成田記念病院のホスピスに一時入院されることを決められたとのこと。少しでも痛みが緩和してくれることを祈っております。まーちぃーと、いとくれん。

安達恭史
Posted by 安達恭史 at 2023年06月29日 08:53
柴田晴廣 様

 柴田さんの記した過去のブログを読み直してみますと、知識の豊富さと考察力の高さに感心するばかりです。
 故 稲垣正浩博士が主宰していた21世紀スポーツ文化研究所の総意で、柴田さんをスポーツ史学会の会員に迎えられたと聞きまして、大変素晴らしいことと思っております。おめでとうございます。
 小生も、分野は異なりますが学術学会に所属しておりますが、学術団体から認められ迎えられることは、相当高い評価を受けていなければありえません。柴田さんの研究は、それに値するわけですから、すごいことだと思います。よかった。

安達恭史
Posted by 安達恭史 at 2023年06月30日 08:01
柴田晴廣 様

 緩和ケアの効果が出ている様で安心しました。お大事にしてくださいね。

 さて、小生、先週、体調を崩して会社を休んでおりました。血液検査の結果、ムンプスによる急性耳下腺炎。つまりはおたふく風邪。一昨年、ムンプスの生ワクチンを接種していたので、大変軽い症状で済みました。生ワクチンは2回接種をすすめられておりましたが、新型コロナや季節性インフルの予防接種もあり、後回しにしてしまいました。
 小生、おたふく風邪に罹ったことがないことを知っておりました。早いとこワクチン接種をしようと考えておりましたが、先延ばしにしてしまいました。全くの無防備ではなかったけど、この手の予防接種は受けておけば安心ですね。

安達恭史
Posted by 安達恭史 at 2023年07月11日 09:02
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