2017年11月17日
大相撲
大相撲には、一門というものがあります。
以前は、出羽一門、二所一門、高砂一門、時津風一門、そして立浪・伊勢ヶ濱連合と5つに分かれていました。
それが、貴乃花の理事長選出馬以降、出羽、二所、高砂、時津風に伊勢ヶ濱一門、貴乃花一門の6つになりました。
貴乃花は元々、二所一門でした。
また、立浪(元小結旭豊)は、貴乃花を支持し、貴乃花一門となりました。
加えて置けば、立浪・伊勢ヶ濱連合のころの伊勢ヶ濱は、横綱照國や大関清國を排出した伊勢ヶ濱でしたが、伊勢ヶ濱一門になってからの伊勢ヶ濱部屋は、大島部屋所属の横綱旭富士が親方で、さらに大島部屋を創立した旭國は、立浪部屋所属の力士でした。
ちなみに、現立浪の元小結旭豊も、大島部屋に所属でした。
現在、伊勢ヶ濱一門は、伊勢ヶ濱、友綱、宮城野、浅香山、朝日山の四部屋で構成されていますが、伊勢ヶ濱親方の元旭富士は、現役時代は大島部屋、友綱の元関脇の旭天鵬も、大島部屋が友綱部屋に吸収されるまでは大島部屋所属の力士でした。
白鵬は、宮城野部屋ですから、日馬富士と同じ伊勢ヶ濱一門ということになります。
つぎに鶴竜。所属する井筒部屋は、高砂一門ですが、横綱土俵入りを指導したのは、貴乃花でした。
照ノ富士は、現在日馬富士と同じ伊勢ヶ濱部屋ですが、間垣部屋が消滅するまでは、間垣部屋の所属力士でした。
間垣部屋は、二代目若乃花が創立。間垣親方は、貴乃花の理事選出馬では貴乃花を支持しました。
また、照ノ富士は、貴ノ岩の高校の後輩。
逸ノ城も、同じく貴ノ岩の高校の後輩。所属する湊部屋は、時津風一門。
以下、一門と理事について記せば、出羽海一門(部屋数十二/親方数三十二名)、二所ノ関一門(部屋数九/親方数二十名)、時津風一門(部屋数十/親方数十九名)、高砂一門(部屋数五/親方数十二名)、伊勢ヶ濱一門(部屋数五/親方数九名)、貴乃花一門(部屋数五/親方数八名)。
出羽海一門からは、境川(元小結・両国)、春日野(元関脇・栃乃和歌)、出羽海(元幕内・小城ノ花)、山響(元幕内・巌雄)の四名が理事に選出。
二所ノ関一門からは、尾車(元大関・琴風)と、二所ノ関(元大関・若嶋津)の二名。
時津風一門からは、鏡山(元関脇・多賀竜)の一名。
高砂一門からも、八角(元横綱・北勝海)一名。八角は現理事長。
伊勢ヶ濱一門からも、伊勢ヶ濱(元横綱・旭富士)一名。
貴乃花一門からも、貴乃花一名が理事に選出されています。
理事の中で、元横綱は、八角理事長と伊勢ヶ濱、貴乃花の三人。
理事四名、理事二名を出している出羽と二所は、相撲協会の中でも発言力はあります。
理事長を出している高砂一門も、当然発言力があります。
時津風一門も、親方は十九名いるわけで、他の一門に理事選で票を貸していますから、ここも協会の中での立場は安泰です。
伊勢ヶ濱一門、貴乃花一門というのは、微妙な立場にあることが分かると思います。
こんなことを頭に入れて置くと、日馬富士の事件も整理出来るのではないかと思い、書いてみました。
以前は、出羽一門、二所一門、高砂一門、時津風一門、そして立浪・伊勢ヶ濱連合と5つに分かれていました。
それが、貴乃花の理事長選出馬以降、出羽、二所、高砂、時津風に伊勢ヶ濱一門、貴乃花一門の6つになりました。
貴乃花は元々、二所一門でした。
また、立浪(元小結旭豊)は、貴乃花を支持し、貴乃花一門となりました。
加えて置けば、立浪・伊勢ヶ濱連合のころの伊勢ヶ濱は、横綱照國や大関清國を排出した伊勢ヶ濱でしたが、伊勢ヶ濱一門になってからの伊勢ヶ濱部屋は、大島部屋所属の横綱旭富士が親方で、さらに大島部屋を創立した旭國は、立浪部屋所属の力士でした。
ちなみに、現立浪の元小結旭豊も、大島部屋に所属でした。
現在、伊勢ヶ濱一門は、伊勢ヶ濱、友綱、宮城野、浅香山、朝日山の四部屋で構成されていますが、伊勢ヶ濱親方の元旭富士は、現役時代は大島部屋、友綱の元関脇の旭天鵬も、大島部屋が友綱部屋に吸収されるまでは大島部屋所属の力士でした。
白鵬は、宮城野部屋ですから、日馬富士と同じ伊勢ヶ濱一門ということになります。
つぎに鶴竜。所属する井筒部屋は、高砂一門ですが、横綱土俵入りを指導したのは、貴乃花でした。
照ノ富士は、現在日馬富士と同じ伊勢ヶ濱部屋ですが、間垣部屋が消滅するまでは、間垣部屋の所属力士でした。
間垣部屋は、二代目若乃花が創立。間垣親方は、貴乃花の理事選出馬では貴乃花を支持しました。
また、照ノ富士は、貴ノ岩の高校の後輩。
逸ノ城も、同じく貴ノ岩の高校の後輩。所属する湊部屋は、時津風一門。
以下、一門と理事について記せば、出羽海一門(部屋数十二/親方数三十二名)、二所ノ関一門(部屋数九/親方数二十名)、時津風一門(部屋数十/親方数十九名)、高砂一門(部屋数五/親方数十二名)、伊勢ヶ濱一門(部屋数五/親方数九名)、貴乃花一門(部屋数五/親方数八名)。
出羽海一門からは、境川(元小結・両国)、春日野(元関脇・栃乃和歌)、出羽海(元幕内・小城ノ花)、山響(元幕内・巌雄)の四名が理事に選出。
二所ノ関一門からは、尾車(元大関・琴風)と、二所ノ関(元大関・若嶋津)の二名。
時津風一門からは、鏡山(元関脇・多賀竜)の一名。
高砂一門からも、八角(元横綱・北勝海)一名。八角は現理事長。
伊勢ヶ濱一門からも、伊勢ヶ濱(元横綱・旭富士)一名。
貴乃花一門からも、貴乃花一名が理事に選出されています。
理事の中で、元横綱は、八角理事長と伊勢ヶ濱、貴乃花の三人。
理事四名、理事二名を出している出羽と二所は、相撲協会の中でも発言力はあります。
理事長を出している高砂一門も、当然発言力があります。
時津風一門も、親方は十九名いるわけで、他の一門に理事選で票を貸していますから、ここも協会の中での立場は安泰です。
伊勢ヶ濱一門、貴乃花一門というのは、微妙な立場にあることが分かると思います。
こんなことを頭に入れて置くと、日馬富士の事件も整理出来るのではないかと思い、書いてみました。
Posted by 柴田晴廣 at 18:41│Comments(0)
│雑談
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