2018年10月05日
前回の続き(民放健康番組とスポンサー)
前回書きましたように、がん治療に直接携わっている医師の9割は、「ぼ~と生きてるんじゃね~よ」とチコちゃんに叱られる生き方しかしていません。
実際、今回ノーベル賞を受賞した本庶何某は、免疫学が専門ですし、現時点のオプジーボとは比べ物にならないぐらい画期的な治療法・近赤外光線免疫療法を開発した小林久隆医師は、レントゲンが専門です。またこれも現時点のオプジーボとは比較にならないすぐれた治療薬の開発に携わっている児玉龍彦教授の専門も放射線で、がん治療ではありません。
携帯電話がガラパゴスといわれていますが、がん治療の現場はケータイ以上のガラパゴスです。
それをあらわす例かと思いますが、欧米、特にヨーロッパでは、抗がん剤治療より、ラジウムによるのが標準です。
レントゲンの発明者・キューリー夫人が1920年にラジウムががん治療に有効だといったことに由来します。フランスの国立がんセンターはキューリー夫人の研究所の跡です。
私もラジウムは、ヨーロッパの例を参考に治療に採り入れました。ラジウムのある豊橋の銭湯に行ったり、ちょっと贅沢して、三谷の明山荘の日帰り入浴(もちろんお得な回数券利用ですが(笑))したりと、楽しみながら治療しております。
私の治療の続きを書けば、10月から抗がん剤治療をはじめ、12月中旬には、CTの画像上からがん細胞は消えました。そして一旦休薬、現在再開していますが、がん細胞はCTの画像上からは消えています。念のため後一度、投薬して、休薬の予定。もっとも休薬ではなく、これで終わりの可能性も無きにしも非ず。
発生時期から見ても、再発ではなく転移でしょう。転移であれば、がん細胞が消えれば、完治ということになります。
再発する可能性もありますが、再発したところで、現行の抗がん剤でも適切な投薬なら、何とかなりますし、近赤外光線免疫療法など画期的な治療もそのうちには実用化されます。児玉龍彦教授の研究も大腸がんを先行させるそうですから、心強い限りです。
また幹細胞治療も、大腸がんが最先です。そう考えれば、早い遅いの差はあれ、私のがん完治は完全に視野に入っています。
欠陥マニュアルのステージ4、すなわち末期がんは、正しい知識をもってすれば、治るものなのです。
ここで小林久隆医師の近赤外光線免疫療法と、児玉龍彦教授のがん細胞と結びつきやすい抗体を活用した抗がん剤治療について簡単に説明しておきます。
近赤外光線免疫療法は、がん細胞が40度程度の熱で死滅することに着目し、がん細胞と結びつきやすい抗体にテレビのリモコンなどが発する赤外線で発熱する薬剤を付着させ、投与、翌日に近赤外線を当ててがん細胞を死滅させるというもので、赤外線の照射は数分程度だそうです。入院しなくてもいいし、手術の必要もない。副作用もほとんどなく、実用化され保険適用になれば、数万円程度の費用で済むそうです。
近赤外線の照射器も新品でも300万ほどだそうです。豊橋の西駅の近くの病院が何億だかの量子線治療器を購入したそうですが、近赤外光線免疫療法等が実用化されれば、量子線治療器など無用の長物になるでしょう。どぶに金を捨てているようなものです。これなども製薬会社の社員がいう医者なんてちょろいもんだの典型かもしれませんね。それだけがん治療の知識が医師に備わっていないということの証明です。
それにしても量子線治療器を導入した病院の関係者が近赤外光線免疫療法について知らなかったということは、普通で考えれば信じられません。
この治療については、7年ほど前、オバマ大統領が演説で言及していましたし、前回、大腸がんを標準ガイドラインを拒否して、大腸がんを完治させた坂口力も、3年ほど前、元厚生大臣という立場と東京医科歯科大学特認教授という立場で、数年のうちにこの近赤外光線免疫治療をわが国でも実用化させるといっておりました。
実際そうなっています。小林さんの研究の成果である特許の所有会社の筆頭株主は楽天の三木谷氏ですから、楽天が今までとはまったく別の形態で事業展開する可能性もあります。患者にとってはいいことです。外科医にとっては死活問題でしょうが。
いずれにしても、量子線治療器を何億も出して購入した病院の関係者は、どういった情報収集をしていたのか私には理解に苦しみます。これも、チコちゃんに叱られるぼ~と生きてきたんでしょう。
次に児玉龍彦教授の研究。実は、がんに結びつきやすい抗体があると知った時点で、私も何で既存の抗がん剤にこれを活用しないかと思ったしだいです。一瞬これはと思いましたが、とき既に遅し、もう少し早くがんになれば、一儲けできたのに(笑)と悔やみました(笑)。素人の私ですら思いつくことに思い至らないのですから、やはりがん治療の現場で携わる医師はぼ~と生きているんでしょう(苦笑)
これは自分でもすぐ思いついたことですから、理解しやすかった。既存の抗がん剤が少量ですむから安価になるし、何時間もかけて点滴をやる必要もない。さらには、現在より効果は上がるし、ピンポイントで攻撃するから副作用もない。小林さんの研究とともに児玉さんの研究も画期的なものです。
なぜこうした優れた画期的な研究が知られていないのか?
その前に、最近、気のせいか増えたと思う、がん保険のCMについて考えて見ましょう。
普通に考えれば、近ごろのがん保険は、安い掛け金で、手厚い保障になったなぁといったところでしょうか。
本庶何某の研究に基づく年に何千万も掛る現行のオプジーボは論外ですが、上記の小林久隆医師や児玉龍彦教授の研究に基づく治療が実用化されたとしたら、どうでしょう?
繰り返しになりますが、近赤外光線免疫療法が実用化されれば、保険適用で5万円程度といわれます。児島龍彦教授の治療法については、具体的な金額は示されていませんが、現行の抗がん剤治療は、保険適用で、医療控除等を利用すれば、数万円ですから、それよりかなり安くなることが予想されますから、ちょっとした疾患程度の治療費と変わらない値段だと推測されます。
保険会社は慈善団体ではありません。
損するようなことはしません。調査能力もありますし、系列に製薬会社等があることも珍しいことではありません。
小林医師や児玉教授の研究に基づく治療を前提としてがん保険の課金を設定しているとすれば、決してお得な保険とはいえなのではないでしょう?
そして、小林医師や児玉教授の研究に基づく治療の実用化が遅れれば遅れるほど、保険会社の損出は大きくなります。
そう考えれば、私が考えているより、ずっと早期にこれらの治療は実用化されるのではないかと思います。
最近、がん保険のCMが増えたなぁと思いますが、そのようなことを考慮すれば、いわば、早く売り抜くための閉店売り尽くしセールのように思えます。
さて、本稿は、かっこ書に書いたように「民放健康番組とスポンサー」です。
がん保険を始めとする生命保険を扱う生命保険会社は、民放のお得様です。
小林医師や児玉教授の研究に基づくがん治療を健康番組で放送したら、どうなるでしょう?
現行のがん保険に加入する人は増えるでしょうか、減るでしょうか?
裏を返せば、本庶何某の研究に基づく治療薬程度なら、がん保険の加入の増減に影響はありません。つまりオプジーボなんていう治療薬は、最初から私が何度もいっているように画期的でもなんでもないわけです。
端的にいえば、民放の健康番組なんていうのは、お得意様の生保会社に忖度したものに過ぎないわけで、患者にとって有用な情報などないに等しいといっていいものなのです。
では、NHKはどうか?
2011年だと思いますが、NHKは、がん幹細胞治療の特集番組を放映しています。
ただ現在は無理でしょう。
天然記念物級の能力を持つ総理大臣と、類は友を呼ぶ取り巻き。その天然記念物級の能力の総理大臣は大企業優遇。当然生保会社のトップクラスも、天然記念物級の能力の総理大臣のお友達でしょう。
その天然記念物級の総理大臣に忖度しているNHKは、民放以上に期待できません。
疑似科学といえる現行のがん治療の標準ガイドラインのエビデンスとやらでいう末期がん患者(笑)の立場から、現在及び私の知る最新のがん治療について書いてきましたが、次回は、「雑談」のカテゴリーでなく、本ブログの本筋の話に繋げたいと思います。
実際、今回ノーベル賞を受賞した本庶何某は、免疫学が専門ですし、現時点のオプジーボとは比べ物にならないぐらい画期的な治療法・近赤外光線免疫療法を開発した小林久隆医師は、レントゲンが専門です。またこれも現時点のオプジーボとは比較にならないすぐれた治療薬の開発に携わっている児玉龍彦教授の専門も放射線で、がん治療ではありません。
携帯電話がガラパゴスといわれていますが、がん治療の現場はケータイ以上のガラパゴスです。
それをあらわす例かと思いますが、欧米、特にヨーロッパでは、抗がん剤治療より、ラジウムによるのが標準です。
レントゲンの発明者・キューリー夫人が1920年にラジウムががん治療に有効だといったことに由来します。フランスの国立がんセンターはキューリー夫人の研究所の跡です。
私もラジウムは、ヨーロッパの例を参考に治療に採り入れました。ラジウムのある豊橋の銭湯に行ったり、ちょっと贅沢して、三谷の明山荘の日帰り入浴(もちろんお得な回数券利用ですが(笑))したりと、楽しみながら治療しております。
私の治療の続きを書けば、10月から抗がん剤治療をはじめ、12月中旬には、CTの画像上からがん細胞は消えました。そして一旦休薬、現在再開していますが、がん細胞はCTの画像上からは消えています。念のため後一度、投薬して、休薬の予定。もっとも休薬ではなく、これで終わりの可能性も無きにしも非ず。
発生時期から見ても、再発ではなく転移でしょう。転移であれば、がん細胞が消えれば、完治ということになります。
再発する可能性もありますが、再発したところで、現行の抗がん剤でも適切な投薬なら、何とかなりますし、近赤外光線免疫療法など画期的な治療もそのうちには実用化されます。児玉龍彦教授の研究も大腸がんを先行させるそうですから、心強い限りです。
また幹細胞治療も、大腸がんが最先です。そう考えれば、早い遅いの差はあれ、私のがん完治は完全に視野に入っています。
欠陥マニュアルのステージ4、すなわち末期がんは、正しい知識をもってすれば、治るものなのです。
ここで小林久隆医師の近赤外光線免疫療法と、児玉龍彦教授のがん細胞と結びつきやすい抗体を活用した抗がん剤治療について簡単に説明しておきます。
近赤外光線免疫療法は、がん細胞が40度程度の熱で死滅することに着目し、がん細胞と結びつきやすい抗体にテレビのリモコンなどが発する赤外線で発熱する薬剤を付着させ、投与、翌日に近赤外線を当ててがん細胞を死滅させるというもので、赤外線の照射は数分程度だそうです。入院しなくてもいいし、手術の必要もない。副作用もほとんどなく、実用化され保険適用になれば、数万円程度の費用で済むそうです。
近赤外線の照射器も新品でも300万ほどだそうです。豊橋の西駅の近くの病院が何億だかの量子線治療器を購入したそうですが、近赤外光線免疫療法等が実用化されれば、量子線治療器など無用の長物になるでしょう。どぶに金を捨てているようなものです。これなども製薬会社の社員がいう医者なんてちょろいもんだの典型かもしれませんね。それだけがん治療の知識が医師に備わっていないということの証明です。
それにしても量子線治療器を導入した病院の関係者が近赤外光線免疫療法について知らなかったということは、普通で考えれば信じられません。
この治療については、7年ほど前、オバマ大統領が演説で言及していましたし、前回、大腸がんを標準ガイドラインを拒否して、大腸がんを完治させた坂口力も、3年ほど前、元厚生大臣という立場と東京医科歯科大学特認教授という立場で、数年のうちにこの近赤外光線免疫治療をわが国でも実用化させるといっておりました。
実際そうなっています。小林さんの研究の成果である特許の所有会社の筆頭株主は楽天の三木谷氏ですから、楽天が今までとはまったく別の形態で事業展開する可能性もあります。患者にとってはいいことです。外科医にとっては死活問題でしょうが。
いずれにしても、量子線治療器を何億も出して購入した病院の関係者は、どういった情報収集をしていたのか私には理解に苦しみます。これも、チコちゃんに叱られるぼ~と生きてきたんでしょう。
次に児玉龍彦教授の研究。実は、がんに結びつきやすい抗体があると知った時点で、私も何で既存の抗がん剤にこれを活用しないかと思ったしだいです。一瞬これはと思いましたが、とき既に遅し、もう少し早くがんになれば、一儲けできたのに(笑)と悔やみました(笑)。素人の私ですら思いつくことに思い至らないのですから、やはりがん治療の現場で携わる医師はぼ~と生きているんでしょう(苦笑)
これは自分でもすぐ思いついたことですから、理解しやすかった。既存の抗がん剤が少量ですむから安価になるし、何時間もかけて点滴をやる必要もない。さらには、現在より効果は上がるし、ピンポイントで攻撃するから副作用もない。小林さんの研究とともに児玉さんの研究も画期的なものです。
なぜこうした優れた画期的な研究が知られていないのか?
その前に、最近、気のせいか増えたと思う、がん保険のCMについて考えて見ましょう。
普通に考えれば、近ごろのがん保険は、安い掛け金で、手厚い保障になったなぁといったところでしょうか。
本庶何某の研究に基づく年に何千万も掛る現行のオプジーボは論外ですが、上記の小林久隆医師や児玉龍彦教授の研究に基づく治療が実用化されたとしたら、どうでしょう?
繰り返しになりますが、近赤外光線免疫療法が実用化されれば、保険適用で5万円程度といわれます。児島龍彦教授の治療法については、具体的な金額は示されていませんが、現行の抗がん剤治療は、保険適用で、医療控除等を利用すれば、数万円ですから、それよりかなり安くなることが予想されますから、ちょっとした疾患程度の治療費と変わらない値段だと推測されます。
保険会社は慈善団体ではありません。
損するようなことはしません。調査能力もありますし、系列に製薬会社等があることも珍しいことではありません。
小林医師や児玉教授の研究に基づく治療を前提としてがん保険の課金を設定しているとすれば、決してお得な保険とはいえなのではないでしょう?
そして、小林医師や児玉教授の研究に基づく治療の実用化が遅れれば遅れるほど、保険会社の損出は大きくなります。
そう考えれば、私が考えているより、ずっと早期にこれらの治療は実用化されるのではないかと思います。
最近、がん保険のCMが増えたなぁと思いますが、そのようなことを考慮すれば、いわば、早く売り抜くための閉店売り尽くしセールのように思えます。
さて、本稿は、かっこ書に書いたように「民放健康番組とスポンサー」です。
がん保険を始めとする生命保険を扱う生命保険会社は、民放のお得様です。
小林医師や児玉教授の研究に基づくがん治療を健康番組で放送したら、どうなるでしょう?
現行のがん保険に加入する人は増えるでしょうか、減るでしょうか?
裏を返せば、本庶何某の研究に基づく治療薬程度なら、がん保険の加入の増減に影響はありません。つまりオプジーボなんていう治療薬は、最初から私が何度もいっているように画期的でもなんでもないわけです。
端的にいえば、民放の健康番組なんていうのは、お得意様の生保会社に忖度したものに過ぎないわけで、患者にとって有用な情報などないに等しいといっていいものなのです。
では、NHKはどうか?
2011年だと思いますが、NHKは、がん幹細胞治療の特集番組を放映しています。
ただ現在は無理でしょう。
天然記念物級の能力を持つ総理大臣と、類は友を呼ぶ取り巻き。その天然記念物級の能力の総理大臣は大企業優遇。当然生保会社のトップクラスも、天然記念物級の能力の総理大臣のお友達でしょう。
その天然記念物級の総理大臣に忖度しているNHKは、民放以上に期待できません。
疑似科学といえる現行のがん治療の標準ガイドラインのエビデンスとやらでいう末期がん患者(笑)の立場から、現在及び私の知る最新のがん治療について書いてきましたが、次回は、「雑談」のカテゴリーでなく、本ブログの本筋の話に繋げたいと思います。
Posted by 柴田晴廣 at 19:42│Comments(0)
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