2020年02月29日

新型コロナ、それに私は何を見るか

 2月12日に、豊橋の鬼祭のお頭様のお渡りを見物に行った旨の投稿から続けて投稿して来た。
 そんな中で、話題の新型コロナウィルスについては、前々回、鳥インフル、豚コレラとキャリアとノウハウを積んでいる愛知県にはひそかに期待している旨を記した以外、直接の言及はしていない。
 だが、2月12日からの一連の投稿で、私はクニがどうあるべきか、といった私の基本姿勢については、言及して来た。
 私はクニのあるべき姿の基本中の基本は「主権在民」にあると考えている。
 より具体的に説明すれば、政治家はクニではなく、民を護るべきことが仕事であり、民を護れないクニはさっさと潰し、新たに民を護れるクニを創ることが仕事と考えている。
 この私が掲げた政治家のやるべき仕事に照らすと、アベ晋三には、「主権在民」は微塵も考えていないことがわかりやすく露呈されたのが、新型コロナウィルスという事案だったといえよう。アベ晋三は総理大臣以前に、政治家にしてはいけない人物なのだ。だが、政治家にしてはいけない人間が総理大臣というのが、このクニの民意。それを海外がどう見ているのか。そうした観点から見れば、アベ晋三は売国奴以外の何物でもない。
 私が、一連の投稿の中で、選挙権を与えられて以来、40年、一貫して不支持政党は自民党だと宣言したのも、以上の私のスタンスからだ。
 そのとき私は支持政党なしとしたが、それも上記に照らしてのことだ。
 まず民を護れないクニをさっさと潰すという要件。野党がこの要件を充たすかということだ。
 野党とは名ばかりの民を護れないクニの延命に助力している維新など論外だ。
 クニを護れないクニを打倒するに必要不可欠な野党共闘の実現に必ずしも積極的だとも思えない枝野幸男も、民を護れないクニをさっさと潰すということがわかっているのか疑問だ。
 さらに、民を護れないクニをさっさと潰し、新たな民をクニを創るという創造力がある政治家がどれだけいるだろうか。私が支持政党なしとしたのは、以上の理由からだ。
 話は変わるが、3月1日付の「しんぶん赤旗日曜版」6面の憲法学者・小林節さんのインタビュー記事は秀逸だった。
 なぜにロシアや中国で社会主義・共産主義がなぜ成功しなかったのかとの小林節さんの見解は、なるほどと納得するとともに、資本主義が成熟した日本では、共産主義・社会主義が正常に機能するとの見解も的を射たものだと思った。記事の中の日本共産党に党名変更したらとの小林節の過去の提言にも頷いた。民を護れないクニを潰すには、それも選択肢の一つだと思うからだ。
 そのほか、3月1日付の「しんぶん赤旗日曜版」18・19面の元文科省事務次官の前川喜平さんと文科大臣官房審議官等を歴任した寺脇研さんの対談も、新型コロナウィルスの今後の政府の対を予測するに役に立つ記事だと思う。
 3月1日付の「しんぶん赤旗日曜版」は、「昭恵枠」の新たな疑惑と読みどころ満載の内容だった。
 以上、クニについて書いたが、これは地方自治についても私は同様に考えている。
 都道府県民のためにならない都道府県はさっさと潰し、あらたに都道府県民のためになる都道府県を創る。市町村民のためにならない市町村はさっさと潰し、市町村民のためになる市町村を新たに創る。これが地方自治体に関わる政治家の仕事だと私は思う。
 だが、これがどれだけの地方自治体で実現出来ているだろうか。地方自治は民主主義の学校といわれる。どすごいブログを利用している東三河の地方自治体の政治家も多くいる。政治家を続けるつもりなら、肝に銘じてほしい。

 あぁ~っ早い時間から呑む酒は旨い(笑)
 これが私の一番の贅沢な時間だ!



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Posted by 柴田晴廣 at 18:42│Comments(0)雑談
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