2022年06月03日

報告

 一月末に緊急入院した旨を記しました。
 腸閉塞での入院でしたが、その原因は大腸がんの再発でした。
 青山総合病院の定期健診のたびに、異常なしとのことでしたから、当然データに基づいてのことと思っておりました。
 ところが、血液検査は行っていたものの、実際にはもっとも肝心な腫瘍マーカーのチェックは二年以上も行ってはいませんでした。
 腫瘍マーカーのチェックをしていないため、担当医師の青山総合病院副院長豊田澄男は、がん再発を完全に見落としていたのです。もちろん腫瘍マーカーのチェックをしていないにもかかわらず、異常なしと診断していたわけですから、当然して置くべきCTなどの撮影も行ってはいませんでした。
 そのほか、こちらが依頼した検査(キイトルーダが適用できるかの検査等)も発注したといっていたにもかかわらず、実際には全く行っておらず、噓をついていたのでありました。
 以上は、現在かかっている豊川市民病院消化器内科部長の宮木医師に、青山総合病院副院長豊田澄男が送った紹介状から判明した事柄です。
 現在、なんとか普通に生活しておりますが、青山総合病院での措置が極めて悪く、出来る治療はもう限られています。
 最悪の場合、今年の八月が私の初盆になると思います。

理證晴連居士


タグ :豊田澄男

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Posted by 柴田晴廣 at 08:23│Comments(8)雑談
この記事へのコメント
あまりにひどいですね。
なんと言ったらいいのか、コメントがなかなか書けませんでした。
「なんとか普通に生活しています」との言葉が救いです。
Posted by ナツナツ at 2022年06月07日 16:01
ナツさん
 お気遣いありがとうございます。
 現在、豊川市民病院(及び県内の病院)で出来る治療は尽きました。
 治験に望みをかけるのみですが、時間が足りない。
 今年の夏が私の初盆になる確率はかなり高い。
 『穂国幻史考(増補新版)』を送りたいと思います。
 郵送先を至急教えてください。
Posted by 柴田晴廣柴田晴廣 at 2022年06月08日 08:08
初めてコメントをさせていただきます。
故稲垣正浩先生のもとで学んできました、瀧元と申します。
現在は札幌にて、稲垣先生から薫陶を受けたことを学生と共に学び直しております。
柴田様、またご著書につきましては、稲垣先生からうかがっておりました。
例会にてお会いできることになり楽しみにしていましたが、ご病状を知り何と申し上げたらよいか言葉が継げないでいます。

『穂国幻史考』を拝読し、合評会に臨むことが、今できることと肝に銘じました。
どうぞよろしくお願いいたします。
Posted by 瀧元誠樹(札幌大学 ISC21) at 2022年06月13日 17:20
瀧元誠樹さん
 こちらこそ初めまして。コメントありがとうございます。
 稲垣博士と母が小・中学の同級生で、ひょんなことから懇意にさせて頂いておりました。
 オブザーバーレベルでのオンライン参加だと思い、軽い気持ちで受けてしまいましたが、私が発表者だと知り、びっくりしています。
 こんな体調ですから、突発的な事項が起こるかもしれませんが、発表の準備を始めます。
 稲垣博士の教え子の方々が研究会のメンバーだと思いますから、勝手ながら相撲の話をテーマにしたいと考えています。
 どうぞよろしくお願いいたします。
Posted by 柴田晴廣柴田晴廣 at 2022年06月14日 15:55
応答ありがとうございました。
発表原稿、拝読いたしました。
私自身は、武と舞の同根性を、記紀神話に描かれた身体性にも着目した研究もしてきましたので、論考に惹きつけられながら想像を膨らませていました。
私なりに関連事象を追いかけてみたいと感じています。

今回は、紙面でのご発表として承りました。
ぜひとも、「打ち勝った」あかつきに機会をあらためまして、お話を伺わせていただく日を心待ちにしています。
どうぞ、ご静養ください。
Posted by 瀧元誠樹 at 2022年06月14日 22:35
瀧元誠樹さん
 「武と舞の同根性」とのこと。
 私も組技、打撃系と格闘技に取り組み、最終的に日置流雪荷派の弓術にたどり着き、弓と相撲の関係性で「相撲雑話」を書くに至りました。
 弓と相撲の関係からの相撲の考察というテーマは稲垣博士の影響もあります。
 私は、相撲は素舞いを語源とし、芝居の語源も素舞いと考えていますから、「武と舞の同根性」は大いに興味のあるテーマです。
 発表原稿にも記しましたが、稲垣博士は、朝鮮通信使の影響を受けた「笹踊」を運足の面からその影響の度合いを考察するという構想を持っておられました。
 この話は稲垣博士が亡くなる二ヶ月ほど前のメールで始まり、亡くなる直前までこの話題が続きました。
 青山学院の河本先生の協力を得てといった話もありました。
 病に打ち勝って、是非是非、「武と舞の同根性」について語り合いたいです。
Posted by 柴田晴廣柴田晴廣 at 2022年06月15日 08:08
柴田晴廣様

ありがとうございました。
CD届きました。
あらためてじっくりと読ませていただきます。
自分にはかなり難しいので、時間がかかりそうですが、
書いた柴田さんを思えば、何でもないですね。
ありがとうございます。
CDのこと、ブログでも紹介させていただきます。
Posted by ナツナツ at 2022年06月15日 14:34
ナツさん
 収録の『穂国幻史考(増補新版)』の手引きで、私がなぜ『穂国幻史考』を執筆しようと思ったか、内容の概略はどういったもので、なぜそのような内容になったか等は記したつもりです。
 手引きの内容を要約すれば、大体の紹介は出来ると思います。
 何分にも、膨大な量の論考ですから、手引きから読むことをお勧めします。
 紹介よろしくお願いします。
Posted by 柴田晴廣柴田晴廣 at 2022年06月15日 16:59
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